回転
1958年4月、大阪・布施の駅前に「廻る元禄寿司」が開きます。着想はビール工場のベルトコンベアで、そこから飲食店の設備にするまで10年かかりました。装置は1962年に実用新案として登録されます(法的には実用新案ですが、店も記念碑も「特許」と呼んでいます)。そして権利が切れた1978年の翌年にかっぱ寿司、6年後にくら寿司とスシローが立ち上がりました。——替刃と本体と、同じことが起きています。囲い込みが解けた瞬間に、型は業界のものになる。この地図で二度目の「知財が切れて、業界が爆発する」です。